それは夫に耳を傾けてもらうためであり、本気ではなかった。
3、離婚話の後カウンセリングを受け、自分は「うつ」である事が判明した。
薬を処方してもらっているので、飲み続ければ治ると聞いている。
4、家事放棄はしていない。月に1度は掃除機をかけていたし、生ゴミは週に1度は捨てていた。
ただ、身体が思うように動かなくなり、食事作りはここ数年やっていない事は認める。
洗濯も月に2回はしていた。身体がきついのに一晩かけて洗濯した事もある。
ただ、まめに洗濯はしなかったので、夫は通常の人の何倍もの肌着やYシャツを保有していた
事は認める。それに夫は「身体がきついなら無理して洗濯や食事を作らなくて良いよ」と
いつも言ってくれていたし、夫は会社から帰宅して食事を作ってくれていたので
いつしかそれが普通の事である、と思い込んでいた。
心配して私を探してくれた夫に返事もせず、夫の話に耳を傾けようとしなかった事は認める。
その後激高した私が再度夫を振り切り行方をくらまし、
電話で離婚の意思表示をし離婚届をつきつけるが、
これも夫の気をひくためである。
これは、夫が離婚届けにサインをするなどと露ほども思わなかった、
当時の私がやってしまった事である。
何故なら夫は絶対に私との家庭を維持し、壊すつもりはないと信じて疑わなかったら。
夫の気持ちは常に私と共にあると考えていたから。
誓って、私はただの一度も夫と離婚したいと考えた事はないし、絶対に離婚したくない。