「ごめんなさい、ごめんなさい」
「お前、俺に病院行けと言ったよな?」
「・・・・・」
「頭おかしくなったと思ったんだろ?」
「・・・・・」
「あんなもん見つけたら、誰だっておかしくならないか?」
嫁、号泣。そしてずっと頭を床につけて謝り倒す。
「お前、俺に病院行けと言ったよな?」
「・・・・・」
「頭おかしくなったと思ったんだろ?」
「・・・・・」
「あんなもん見つけたら、誰だっておかしくならないか?」
嫁、号泣。そしてずっと頭を床につけて謝り倒す。
「とにかく、今すぐゼンを呼べ」
「はい」
嫁は抵抗する事なく、携帯をかけ始めた。電話帳に入れてないようで、番号を一つづつ押していた。
742: 382 ◆254Tglpcrg 2015/09/14(月) 15:32:11.80
ゼンは仕事中で繋がらなかった。
だから繋がるまでかけ続けさせた。
多分、2時間位は携帯握りっぱなしだったと思う。
その尋常じゃない着信数に驚いたゼンの声が嫁の携帯から漏れ聞こえた。
だから繋がるまでかけ続けさせた。
多分、2時間位は携帯握りっぱなしだったと思う。
その尋常じゃない着信数に驚いたゼンの声が嫁の携帯から漏れ聞こえた。
「ごめんなさい、今すぐ部屋に来て欲しい」
「夫が呼んでいます・・・・」
「とにかく、来てください」
30分後、日焼けした表情を強張らせたゼンが来た。足が震えていた。
同時に嫁を隣の部屋に行かせて、ゼンとサシで話をした。
「この度は申し訳ありませんでした」
「まず、全てを話してください」
「分かりました」
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