分かりました、と言いつつも、とこか疑心暗鬼的な表情。嫁がどこまで喋ったのか探るような口ぶり。
「嫁の話した事と寸分なく同じであれば水に流す。食い違いがあれば覚悟しろ」
ゼンは目を泳がせながら話し始めた。
で、やはり写真の事は言わなかった。
748: 382 ◆254Tglpcrg 2015/09/14(月) 15:39:26.43
「貴方は不真面目だ。やはり許さない」
「・・・どういう事でしょうか」
「写真や動画の事を貴方は言わなかった」
「それは・・・忘れていました」
「そんなのが通用するとでも?」
「すみませんでした」
「この写真がネットから漏れたら、貴方はどう責任を取るつもりだったのか?」
「・・・・・」
「お帰りください」
「え?」
「貴方の顔は二度と見たくない。お帰りください」
「あの・・・許していただけるという事でしょうか?」
「許すわけないでしょ」
「・・・・・」
「とにかく帰りなさい。追って通知を出します」
「・・・どういう事でしょうか」
「写真や動画の事を貴方は言わなかった」
「それは・・・忘れていました」
「そんなのが通用するとでも?」
「すみませんでした」
「この写真がネットから漏れたら、貴方はどう責任を取るつもりだったのか?」
「・・・・・」
「お帰りください」
「え?」
「貴方の顔は二度と見たくない。お帰りください」
「あの・・・許していただけるという事でしょうか?」
「許すわけないでしょ」
「・・・・・」
「とにかく帰りなさい。追って通知を出します」
とりあえず俺はホテルに向かった。
嫁には一晩考えさせてくれと言って。
嫁はずっとずっと謝っていた。許してもらえるまで謝り続けます、と言っていた。
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