「さっきの交差点に女がおったやろ」
県道のこのあたりは、周囲は山ばかりで何もないし、
深夜になると交通量も少ない。
だから、そんなはずはないって思ったのですが、
シゲジは「ちょっと戻ろうぜ」と執拗に誘うのです。
「若い娘でけっこう可愛かった」とか言って。
「お前、酔っぱらってるのに顔とかなんてわかるんか?」
そう言いながらも車を方向転換させて、さっきの交差点に向かいました。
すると居たんです。シゲジの言うとおり、交差点のところに若い女が。
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