そして最後に付け加える
「死ねと言われれば死にます。何でも命令して下さい。
ただ、離れて暮らすことだけは死ぬより辛いです」
この告白は3時間くらいかけてゆっくり語られた
最後の脅迫も忘れない
やっぱり全然信じられない
ここでクロージング
「でもね、この状態はお前にとっても良くないと思うんだよ。
俺はもう本当に疲れてしまった。
俺のことを壊れてるって言う人もいる。
今のお前は俺を愛してるのではなくて執着しているだけに見える。
俺達は再構築をするにしても一旦区切りを付けなくちゃいけなかったんだ。
区切りを付けて、しばらく冷却期間を置いて欲しい。
考えてみてくれないか?」
「わかった。考えてみる」
どのくらいぶりだろうか、嫁が敬語以外で返事をした
そして翌日水曜日の夜に嫁が言った
「別居はどうしても嫌。離れて暮らすことが考えられないの。
でも気持ちが切り替わるなら区切りは確かに必要だと思う。
離婚は受け入れるけど、もうしばらくだけでいいから一緒に暮らして欲しい」
もうしばらくってどれくらい?って思ったけれど、今突いて考えを変えられたくはない
週末に再度話し合うことにした
一歩前進なのだろうか?