渋沢栄一自身は、その生きていくためのベースとなる哲学を「論語」に求めたわけですが、その点については次のような記述があります。
「さて、人格を磨くための方法や工夫は色々とある。仏教に信仰を求めるのもいいだろうし、キリスト教から信念を組みだすのも一つの方法だろう。この点わたしは青年時代から儒教に志してきた。その始祖にあたる孔子や孟子と言った思想家はわたしにとって生涯の師である」
「自分を磨くというのは、自分の心を耕し、成長させることだ。理想の人物や、立派な人間に近づけるよう少しずつ努力することを意味している」
確かに、私たちは「語学」や「数学」など、いわゆるスキルを学ぶ機会は多くありますが、「いかに生きるべきか」といった哲学のようなものを学ぶ機会や、人格を磨くといった機会はあまり多くありません。
引用元
http://blog.esuteru.com/archives/9182504.html
https://www.motivation-up.com/word/045.html
https://www.motivation-up.com/whats/rongo.html