いや、ほんと落ち着け、あたし。
今は亡きみのもんたの真似をしている場合じゃない。
違う違う。みのさんはまだ死んでいない。
というか、一人漫談していても、どうにもならない。
ちょっと目をつぶってみよう。
少し待って目を開けたときには、そこにはもう忌まわしきものは…。
やっぱりあった!!
「きょえ~~~~~~!!」
散々叫んだ後、あたしはダイニングキッチンのテーブルに、女の名刺こと『青天の霹靂召喚カード』を置いて、椅子に座った。
叫びすぎて疲れたのと、今後どうするかを考えるためだ。
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