580: 名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 02:58:45.57 ID:PyqpFDjX0
涙が溢れてきた
599: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 03:11:38.26 ID:VEa4UjXG0
彼女「富澤は…わたしの…大切な人…」
俺「うん、俺も、吹石が大切だよ…」
彼女「わたしが…いなくなっても…富澤はきっと…しあわせに…なってね…」
俺「違うんだよ!!吹石も一緒に幸せになるんだよ、ずっと一緒なんだから!」
彼女は少し笑みを含んで、
彼女「こんなわたしを…大切に想ってくれて…ありがとう…ありがと…」
俺「うん、うん。」
彼女「わたしは…だいじょうぶ…たのしかった…」
彼女はゆっくりだけど、確かに、俺にそう伝えると、
そのあとお母さんやお父さんに懸命に、話していた。
俺は、泣きすぎた。
その日だけで一年分くらいの量の涙を流したかもしれない。
602: 名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:12:54.18 ID:9c4eEsQt0
切ない・・・
618: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 03:18:01.04 ID:VEa4UjXG0
それから二日後、彼女は俺と両親に見守られながらこの世を去った。
享年24歳。
最後は安らかに、眠りに落ちるようだった。
俺はしばらく式やその他の彼女に関わることの整理で、忙しくなり、気が張った。
目の前で進行していく数々の出来事が、俺の脳をただただ通過していくだけだった。
633: 名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 03:20:13.97 ID:MnJM/s69O
>>618
嘘だと言ってくれ……
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