822: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:35:54.74 ID:WJObiXhX0
その曲はフジファブリックのベースボールは終わらないだった。
「フジファブリックか…」
その日はその曲にピッタリだった。
晴れ渡っていて、広いグランドに二人だけ。
俺はその曲に則って、「あとで炭酸飲料を買いに行こう。」
というと、彼女はやたら喜んだ。
「いくよ!」
俺がボールを投げると、彼女はしっかりキャッチ。
そしてイイ感じに返してくる。運動神経がよかったのか、
昔からあまり運動が得意でない俺はちょっとだけうらやましくもあり、楽しくなった。
842: 名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 00:49:22.42 ID:S6f45hHq0
追い付いた。
>>1はなんて優しい文章が書けるんだろう
843: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/01/17(火) 00:50:45.22 ID:sU6rLkOy0
本当に良スレだ…
844: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:52:18.09 ID:WJObiXhX0
ひとしきり小学校で遊ぶと、俺は彼女を連れて小学校の近くの駄菓子屋に行った。
正直、まだあるか不安だったけど、小学生の時はよく入り浸っていた。
彼女「すごい…こういうのって本当にあるんだね。」
俺「ま、田舎だからね…w」
駄菓子屋のおばちゃんには可愛がってもらった。
おばちゃん「はい、いらっしゃい。」
俺「こんにちは、富澤ですー」
おばちゃん「あら、富澤くん…久しぶりだねえ…」
彼女も笑って、
「こんにちは」と言った。
3人でしばらく談笑した。
846: 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2012/01/17(火) 00:55:01.93 ID:ZmFvwrP20
青春そのものじゃないか
849: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:58:08.94 ID:WJObiXhX0
おばちゃんは、
「この前〇〇君来てさ…とか、〇〇先生がね…」
と懐かしい話をたくさんしてくるため、俺は楽しかった。
店を出る。
彼女は退屈だったかな、って思うと彼女は買った駄菓子を抱えながら
彼女「すごいね…すごいね。あったかい。こういうの本当にあるんだ。」
とすごく喜んでいた。
彼女「富沢のこともっと知れた気がして嬉しいんだー
これが田舎かーふるさとかー」
彼女は高揚して何度も言っていた。
俺がいつも飲んでいたって教えてあげたチェリオを嬉しそうに飲んでいた。
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