585: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 18:56:42.07 ID:x9+/iUde0
案の定、
彼女「ごほっ、くっせーね。」
俺「だから言ったじゃーんw」
彼女はそう言ったものの、にこにこしているだけだった。
俺も、なんだか照れくさくなりながら、一服。
そうしていると、俺の携帯にメールが来た。
591: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:00:54.78 ID:x9+/iUde0
妹からだった。
俺には一つ年下の妹がいる。
内容の趣旨としては、
「兄貴今日女の子連れてくるんだって?期待しとるわw」
みたいな感じだった。
おちょくっていやがる。基本仲悪くもなく、
実家に帰れば一緒にゲームしたりもするし、なにぶん
妹自体も少しオタクなので、気が合う兄妹ではある。
594: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:08:08.03 ID:x9+/iUde0
俺「午後からどうしよっか。電車の時間までは、けっこうあるんだよね。」
彼女「買い物行きたい!本屋さん行こ!」
俺「え?本屋さんでいいの?」
彼女「間違いない」(長井秀和のマネ)
俺「なっつwww」
彼女のこのあたりはもはや言うまでにもあらずだったけど、
彼女はよく芸人のマネをしては笑っていた。
598: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 19:14:21.73 ID:x9+/iUde0
まあ入院生活も長いわけだし、きっと欲しい本とかもいっぱいあるんだろう。
そして書店に赴く。
彼女「ひれーっ!」
俺「俺も初めて来たけど大きいね…」
彼女はコミックコーナーに駆け出す。
そしてずーっと俺の手を引っ張って、
「これ、〇〇さんの本、すごく好きなんだ~
あ、〇〇さんの漫画、これは作画綺麗で…」
という風に喋り疲れるんじゃないかって思うくらい話す。
俺「大抵本屋とか一人で来るけど、一緒に来ると
好きな本のこととか話せて楽しいね。」
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